こんなママ

まあちゃんは相変わらずイヤイヤで全く言うことを聞かない。
着替えよう→イヤ!
ご飯食べよう→イヤ!
お手て洗おう→イヤ!
トイレに行こう→イヤ!→挙句、もらす
お風呂入ろう→イヤ!
ねんね→イヤ!

まあ終始こんな感じで、いつもドカーンドカーンと雷を落としていました。
こんな子供に怒っても・・・と思うと自分が情けなくなり、でもちゃんとした大人に育ってほしい責任感で、やっぱり怒ってしまう。
毎日そんな葛藤の繰り返し。

いい加減、理想の母親像とかけ離れていく自分が嫌になって、つい
「まあちゃん。こんなママでごめんね」と言ってしまった。
すると
「こんなママじゃないやろ!まあちゃんのママやろ!!」って・・・

子供というものは、親が思っているよりずっと大人だと思った。
三歳の子供に諭されて、気付かされるとは・・・
ママはまあちゃんのママでいいんだよねって思った。
短気ですぐ怒るし、ふて寝するし、お酒好きだし、でも一生懸命子育てしているとわかってくれているのかなと思った。

すばらしいママになれる薬があれば、どんなことをしてでも手に入れたいのになーって思ってたけど、今は紆余曲折しながらまあちゃんと一緒に進んで行こうと思った。