どんでん返しに次ぐどんでん返し

迷路館の殺人 (講談社文庫)

迷路館の殺人 (講談社文庫)

館シリーズ三作目?だったかな?
十角館の殺人から始まり、次の次だと思います。
GWに一気に読みました。
いやはや、この人のどんでん返しは相変わらずですが、今回も騙されてしまった・・・


有名な作家の誕生日パーティーに集まった、弟子、編集者、評論家達。
(その中にはあのおなじみの名探偵もなぜかいますが・・・)
そこで血なまぐさい連続殺人が起こります。
犯人は?そしてこの物語を書いている作者とは??


作者って綾辻さんじゃないですよ。
本の中にまた本があって、それを読まされるわけです。
こんな設定ってなかなかないですよね?
あと、いろいろ驚かされることがいっぱいです。


ほんと、読んでいてとても面白く、ミステリーを堪能したって感じです。
今また館シリーズを読んでいます。
こういう設定はすでに作品でマンネリ化していると評されていますが、マンネリ化するまでまだ読み切っていないので、全て読んでからシリーズの中で自分の一番を決めたいなと思います。


あ、シリーズなので、最初の十角館から読むのがおすすめです。
あの名探偵の説明もありますし。