蝙蝠の憂鬱
[rakuten:dragons-way:10001223:detail]
久しぶりに金田一さんのシリーズを読みました。
これは読みやすかったです。
サクサクーって感じで、「ええ!そうなの??」っていつもながら驚かされました。
三人の男性から求婚され、結婚相手を選ぶのにとった方法が矢を的に当てること。
だめだろうと誰もが茶番劇に呆れていたのに、一人の男性が見事に射抜いたことから連続殺人が始まります。
最後の推理はちょっと・・・って感じです。
殺された側から言えば「そんな殺生な」と言いたいでしょうね。
殺される方が悪い、でもこれは・・・という気持ちになります。
もう一つの短編「蝙蝠と蛞蝓」は面白い!!
これ好きです。
蝙蝠=金田一さんのあだ名なんですが、そのあだ名を勝手につけた男が犯人にされてしまう。
ここで金田一さんの登場!!見事解決!!
蝙蝠男として蔑んでいた人なのに、その人に助けられるとはこの主人公もビックリしたでしょうね。
人は見かけで判断してはいけないってことです。