白と黒
- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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面白かったですよ。
でも話の展開に現実味がないといえばないような・・・
以前ドラマでやっていましたよね。
で、古本屋でたまたま見つけて購入。昨日読んでしまいました。
水商売って働いたことがないので、裏側とか全く分からなくてドロドロなんだろうなーとは思っていましたが、まさかこんなにドロドロだったとは!!
昼ドラもびっくり!!
男と女の駆け引きって怖いですね。
びっくりするほどの大金(私にとっては大金)が動くんですね。
水商売を経験すれば、もう普通にOLなんかできなくなるってのは本当ですね。
こんなにキャバクラの裏側を書いてもいいの??と思うくらい勉強になりました。
やっぱり最後は女(それも女王様)がキーになっちゃうんですね。
男性がいくらヨイショしたり利用しても、結局は女性強し!ですね。
この本は「女性も男性もトップを取るなんて並大抵の努力と才能がなければ無理だ」ということを教えてくれました。
それは裏の世界だろうが表の世界だろうが一緒ですよ。
まだドロドロの世界を包み隠さず表に出して戦える裏の世界の方が、マシかもしれませんね。
表の世界(会社勤め)だなんて聞こえはいいですが、普通の顔をして陰湿ないじめやパワハラやセクハラをしたり、でもそれは見えなくて被害も表に出せなくて、たくさんの人がノイローゼや社会不適応者にされひっそりと廃人にされるんですもんね。
この世は裏も表も恐ろしいですよ・・・