家族の絆

赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

読み終えました。
テレビで新参者をずっと見ていて、お正月に特番をやると聞いたものだから、ビデオに撮って見ました!

で、で、めっちゃくちゃ感動して、この話はぜひ小説で読んでみたい!!と思って買いました。

読み終えるとともに、涙が・・・
いや、特番でも泣いていたんですよ。
でも、小説は描写が細かいから、登場人物の心が手に取るように分かるんです。
役者さんはすごいなー、まさにこの小説どおり、特に主人公役の阿部さん
なんか加賀さんそのまんまや!!
(私的にはトリックの教授のイメージが強すぎるんですが・・・)

あー、このシリーズにはまってしまいそう・・・
加賀さんシリーズ全巻欲しいよー。


内容は、崩壊していく家族そのまんまでした。
実の親子なのに、なぜ?育ててくれた自分の親と子供(プラス自分の保身)を天秤にかけて、親を切り捨てようとするなんて・・・
でもでも、やっぱり親子だったんですね。
最後に救いがあって良かった・・・
世の中むちゃくちゃですよ。親兄弟親戚を殺す事件が多すぎる!!
みんな、親兄弟親戚を大好きだった時期があるはずなんです。
人間、たった一人じゃ生きていけないんですよ。


人間関係に疲れたら、ぜひこの本を読んでください。
心のアドレナリンになってくれますよ。