食うか食われるか
- 作者: 多田文明
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2003/10/27
- メディア: 単行本
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またまた古本屋で面白そうな本を購入し、読みました。
キャッチセールスやダイレクトメールで「これに申し込んだらどうなるの?」「この人に着いて行ったらどうなるの?」という著者の疑問から、潜入ルポをたくさんしてこの本に至ったようです。
いやー、面白いですね。私も学生時代や社会人になってからも、英会話教室やエステに騙されかけたので、これを読んで「分かる分かる」と思いました。私も3〜4時間は軟禁されましたが、契約しませんでしたよ!!
まあはなっから信用していませんが、なんとなく話を聞いてみようかなー?と思って着いて行ったら、えらいことになりました(^ ^;
今は絶対に行きませんし、家に訪問で来てもインターホンで断ります。
なんかぐだぐだとあやしいことを言ってドアを開けさせようとする人もいますが、絶対に開けませんね!!インターホンで一通り聞いてから、丁寧にお断りすることにしています。丁寧な対応をしないと、逆ギレして嫌がらせをされたりするそうなので・・・
昨日も家にいたら、某宗教団体が本を買ってくれみたいな感じで来ました。「そういうのはお断りさせていただいています」と言って帰ってもらいましたけど・・・霊感商法が悪質で有名な団体なので、ビックリしましたよ。家に来るのか!?みたいな・・・
でも、事務員の仕事も長いと断り方も自然と身に付きますね。あとあやしい電話の見極め方も。会社に山ほどかかってくる電話から、営業電話かそうでないかを判断しないといけないので、一通り聞いてからハッキリと断ります。怪しい会社名もその都度ネットで調べますし、なんせ昔投資系会社で事務をしていたもんで、営業電話マニュアルなんかも知っていますからね。お客にこう言われたらこう、って感じなのでその逆の断り方が身に着きました(^ ^)/
相手の手の内が分かれば、断り方も分かってきます。
その投資会社は、営業のノルマがすごくて達成できないと罵声と暴力でした。毎日・・・灰皿を投げつけられ、血を流した社員もいました。
怖くて事務員はほとんど辞めていきますけど。私も知っていたら最初からそんなところで働かなかったし。
まあそんな経験から、キャッチや営業電話なんて怖くなくなりましたよ。会社にも関西弁巻き舌でドスのきいた声で「社長おるんかい!」「はよ出さんかい!今下まで来てるんや!」ってかかってきたりしますけど、完全無視ですね。あまりにうるさい時は受話器を横に置いて放置します。家ならそのまま電話線を抜きますし(一時間ほど)。向こうも必死なのが分かるので(契約を取らないと上司に殴られたりするんだろうなと)、こっちも負けずに対応しないと食うか食われるか、もしつまらないものでローンをくんでしまったら地獄ですからね!
これからも私は負けませんよ!!