館シリーズ4作目

人形館の殺人 (講談社文庫)

人形館の殺人 (講談社文庫)

これは・・・館シリーズの中でも異色でした。
いつもいつも犯人には驚かされますが、これは何というか・・・
「え?そうなの?それでいいの?」
みたいな・・・
館シリーズを読んでいるからこそ、引っかかってしまった!という感じでした。


父が自殺した館にやってきた義母と画家の私。
父が生前作った人形が館の至る所に置いていて、不気味な雰囲気を醸し出している。そこでいろいろと不思議なことが起こり、誰かに脅迫され、挙句殺人事件まで・・・
脅迫者は誰?犯人は?そしてあの名探偵は??
って感じですね。


終始「私」目線で書かれています。
読んでいて、ドキドキですね。自分も一緒に狙われている気持ちになります。


賛否両論ですが、読んでいて楽しめたので私はこういうのも「あり」だと思います。
さー、次は何を読もうかなー♪